愛されメイクの鍵は、つや
にこやかで自然な笑顔に、時折ふと見せるはかなげでアンニュイな横顔。透明感のある端正な雰囲気が魅力の海友さん。「今回は、海友さんの印象に合わせて、ソフトに仕上げました。ポイントは、全体のトーンを揃えたオレンジ系のウォームメイクに、アクセントを加えるつやのコントロールです。口もとと肌に自然なつやを利かせることで華やいだ表情を演出します」と、メイクを担当したSHISEIDO THE STORE ヘアメイクアップアーティストの尾花純子さん。
口もと&肌に、つやでアクセント
笑顔を引き立てる口もとは、つややかな仕上がりが特長のマキアージュ ドラマティックルージュEXをチョイス。ブラウン系の目もとに合わせ、ヌーディなBE777(ベージュ系)を合わせます。「このリップは唇表面の凹凸をなめらかにしてぴたっと密着するオイルを配合しているので、重ね塗りの程度で仕上がりのボリューム感をコントロールできます。紅先を唇にフィットさせて、いつもよりゆっくり塗布すると濃密なつやがうまれます」と尾花さん。つややかな唇の存在感が、ウォーム系でトーンを揃えたメイクバランスのなかで、程よいアクセントとなります。
もうひとつのつやアクセントは、肌に取り入れます。透明感のある美肌の持ち主である海友さんですが、今回は、肌づくりには、みずみずしいつやをプラスしました。SHISEIDO シンクロスキン セルフリフレッシング クッションコンパクトで肌をフレッシュに仕上げた後に、エリクシール シュペリエル つや玉ミストを投入。メイクの上からも使えるきめ細やかな霧状のうるおいスプレーです。肌に2、3回ふきかけ、“つや玉”が完成。乾燥しがちな季節柄、うるおい補給もできて、肌表面になめらかで均一なハリを与えてくれる秀逸な1品です。
チークには、繊細なゴールドパールを配合したマキアージュ チークカラー RD312を使い、自然な血色感と輝きをプラスします。
ワントーンメイクに奥行きを与えるテクニック
ワントーンメイクは上品に仕上がる反面、無難な印象に?
そんなとき、取り入れたいのは、奥行きをプラスするテクニック。印象を左右する目もとに、マキアージュ ドラマティックスタリングアイズS OR331マンゴーティーを使います。ベースカラーを指先でまぶた全体に広げた後、ブラウンを重ねます。このブラウンは瞳の色になじみやすく、自然なグラデーションで目を大きく見せる効果も。まつ毛は上向きにしっかりと資生堂アイラッシュカーラーでカールし、SHISEIDO コントロールカオス マスカラインクBLACK PULSE/01で仕上げます。黒目の上にややたっぷりとつけると目力がアップし、奥行きが生まれます。
「眉をストレート気味に、眉尻は短めに描くことでフレッシュ感をプラスし、エレガントになりすぎないように加減しました」と、尾花さん。プロならではのプラスアルファの技が光ります。
オーガンチェックピンタックワンピース ¥62,000+tax ADELLY(Office Surprise)(03-6228-6477)/ トゥーリング ¥16,000+tax カドルカフス ¥20,000+tax すべてJouete (0120-10-6616)
撮影の前半は緊張した面持ちだった海友さん。時間が経つにつれて、素敵な笑顔をたくさん見せてくれました。ふだんのアイメイクはダーク系が多いそうですが、「今日のようなワントーンの優しい色の選び方や、ふんわりソフトに色をなじませていくテクニックなども勉強になりました」と感想を述べてくれました。
日々の店頭活動では、スキンケアのカウンセリング力を上げたいという海友さん。「一人ひとりのお客さまの肌と気持ちに寄り添って、お悩みやニーズに応え提案できるBCになりたいです。また、英語でも接客できるようにも」と今後の抱負を語ってくれました。海友さんが、今までのようにお客さまの肌に優しく触れられる日が来ることを共に祈りたいと思います。
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