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資生堂 美容譚

2022.10.07

第十一話「肌」

文藝春秋 2022年11月号 掲載より

肌、という日本語は、皮膚や表皮という意味だけでなく、人の気質や関係までも表す奥深さがあります。「あねご肌」「勇み肌」「柔肌」「肌合い」「一肌脱ぐ」…。肌という言葉から人となりが透けるように、資生堂は長年、外見だけではない健やかな素肌美を追求してきました。
白粉をルーツとするファンデーションも、進化するほどに自然な素肌感を演出するものへ。2001年に肌あれ防止効果を謳った「エリクシール スキンアップパクト」が誕生し、以後スキンケア効果を併せ持つ商品が続々と登場します。
いま、その先端にあるのが、2022年9月に発売された「マキアージュ ドラマティッククッションジェリー」。優れたカバー力とつるんとなめらかな仕上がり、マスクにもつきにくい化粧もちのよさ。
そのうえで目指すのは、使うたびに素肌自体がきれいになること。美容液成分をジェリー状に固めたクッションファンデーションは、肌にひたひたと気持ちよくみずみずしい感触で、スキンケアをしているかのような錯覚に陥ります。
化粧とは、辞書においては「顔やものの外見を美しく飾ること」。が、同時に素の自分をも磨き上げることができるもの。化粧を落とした後も、いちばんの自分でいられること。
資生堂創業150年のこの先も、化粧の意味をどんどん拡げていこうと考えています。

商品にまつわる情報はこちら。▼

マキアージュ ドラマティッククッションジェリー
〈ジェリー状ファンデーション・美容液〉全3色

SPF50+・PA++++・オールシーズン
参考希望小売価格 3,520(税込)/ケース1,100円(税込)

マキアージュお客さま窓口
0120-456-226(09:00-17:00/土・日・祝日を除く)
モデル/Rayssa
スタイリスト/田畑 アリサ
クリエイティブディレクター・コピーライター/松原 紀子(SHISEIDO CREATIVE)
アートディレクター/角田 奈緒(SHISEIDO CREATIVE)
フォトグラファー/金澤 正人・伊東 祥太郎(SHISEIDO CREATIVE)
ヘアメイクアップ/林 佐知子(SHISEIDO)
取材協力/髙野 ルリ子(SHISEIDO・学術博士・顔学会理事)