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空想ガストロノミー

2019.04.19

Le Rouge et le Noir ~赤と黒~

イラスト・文/田中 麻記子

今月の「空想ガストロノミー」はポルトガルからお届けします。

フランスから飛行機で二時間弱、ヨーロッパの南端に位置するこの国。何をとっても大好きなのです。

食べ物だって、海のそばなので魚介が沢山。海沿いの港町の食堂からは、日本人の私からしたら昔懐かしいような、誰かのお家で魚を焼いているようないい匂いが…

しかし、メニューでよく出てくるのは「タコ」。
大ぶりな吸盤のついた足が炭火で焼かれて、ぷりぷりな一品。
こんなに沢山タコを食べる日々ってあるのかな…
とにかく、新鮮で美味しいのです!

なんだか毎日タコばかり見ていたら…
吸盤が水玉ドットに見えてきて…
はいていたひらひらスカートもあれあれ…?

田中 麻記子

イラストレーター/画家

1975年 東京生まれ フランス在住
水彩、油彩、パステル、鉛筆を中心に国内外で発表。
食べ物デッサンの画集「La collection gastronomique」(HeHe / ヒヒ)、ピエール・エルメ・パリ・ジャポン「Macaron Baby」のデザインを手掛ける。
photo:Aya Watada
http://tanakamakiko.com/

GIFアニメ制作協力/植木 駿