パッションフルーツ!
響きからしてトロピカルなこの魅力的な果物、初春のマルシェではよく見かけるのです。(ですがこの「パッション」は「情熱」という意味でなく、キリストの「受難」という意味らしい!)
無骨な表皮からは想像もつかない、とろんとしたテクスチャーのヴィヴィッドなイエローに、粒々のシーズの中味!甘くて、酸っぱくて、ぷにょぷにょの喉ごし!
なんてうっとりと思い出していたら、それはそれは素敵なドレスの妖精が現れて、どこかで聞いた物語のように、くるくる回転して何かに変身しちゃった!
パッションフルーツの妖精は、コケティッシュなふりをして、やっぱり亜熱帯のジャングルに思いを馳せていたのでしょうか……?