
デザイナー丹治基浩が手がけるニットのブランド、「Motohiro Tanji(モトヒロタンジ)」。今テーマは「Reflected in the water」。水面に映る逆さ富士からインスピレーションを受けたという。ニットの数々は、さまざまな素材や太さを使い分け作られており、造形の美しさを際立たせる。Motohiro Tanjiのデコラティブなニットに、デニムとスニーカーを合わせたスタイリングは、日常着らしさをミックスしながらもニットの新たな魅力を感じさせるショーとなっていた。



今回のメークは、モデルの個性に合わせたヘア&メーク。すっぴんと思わせるくらいにナチュラルなベース。ポイントメークは、モデルに合わせて赤リップをにじませるなど、最小限に抑えている。ストリート感のあるルックにマッチして、目を引くヘアスタイルは、寝癖のように跳ねていたり、顔にまとわりつくようなウェーブで、あえてボサボサの質感に仕上げている。手元のネイルは肌馴染みのいいベージュを使用し、ナチュラルな雰囲気。







細倉 真弓
写真家
東京/京都在住
触覚的な視覚を軸に、身体や性、人と人工物、有機物と無機物など、移り変わっていく境界線を写真と映像で扱う。立命館大学文学部、及び日本大学芸術学部写真学科卒業。写真集に「NEW SKIN」(2020年、MACK)、「Jubilee」(2017年、artbeat publishers)、「transparency is the new mystery」(2016年、MACK)など。
http://hosokuramayumi.com