現在、山梨県立美術館特別展示室にて、現代作家4名による、『ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち- 開館45周年記念』が2023年7月1日(土)~8月27日(日)の期間で開催中です。
ジャン=フランソワ・ミレーは、19世紀のフランスの画家で、バルビゾン派の代表的画家の1人とされ、特に農民画で知られています。山梨県立美術館では、開館時にミレーの代表作「種をまく人」を所蔵し、自然豊かな県を象徴するコレクションとして、ミレー作品の収集を継続してきました。
開館45周年を記念して開催する本展では、ミレーの作品とともに、私たちと同じ時代を生きる4人の現代作家の作品を展観することで、双方の多様な解釈を開くことを試みます。
そのなかで、山縣良和氏によるインスタレーション、題して「Field Patch Work つくりはかたり、かたりはつくり」の一部として展示された作品内の、20体のヘッドピースの制作に、資生堂チーフアーティスティックディレクター・計良宏文が協力しました。
人の営みがさまざまな観点から見直される現代において、ミレー、そして現代作家の作品は、どのようなメッセージを発するのでしょうか。
私たち一人ひとりにとっての「世界のかたち」を探る機会として、作品世界の共鳴をお楽しみください。
参加アーティスト
浅井裕介
志村信裕
丸山順子
山縣良和
会 期 :2023年7月1日(土)-8月27日(日)
開館時間:9:00-17:00(最終入場16:30まで)
休館日:7月3日(月)、10日(月)、18日(火)、24日(月)、31日(月)、8月7日(月)、21日(月)
観覧料:一般1,000(840)円、大学生500(420)円
会場: 山梨県立美術館 特別展示室(〒400‐0065 山梨県甲府市貢川1-4-27)
テーマ:巨視-微視、日常-環境、秩序、調和、
ミレーと近・現代作家の作品世界の呼応により、豊かな解釈可能性を創出する。
コレクションの解釈可能性を拡大する。
主催:山梨県立美術館、山梨日日新聞社・山梨放送
後援:NHK甲府放送局、テレビ山梨、テレビ朝日甲府支局、毎日新聞甲府総局、毎日新聞甲府支局、読売新聞甲府支局、日本経済新聞社甲府支局、産経新聞甲府支局、共同通信社甲府支局、時事通信社甲府支局、山梨新報社、日本ネットワークサービス、エフエム富士、エフエム甲府
協力:山梨交通