東京・代田橋に店舗を構え、アートブックの販売を行っているfloatsam books主催の「flotsam zines tour 2024」が6月7日(金)〜9日(日)よりスタート。
本企画は、1年以内制作、販売価格3,000円以内、レターパックに入るサイズであることの3点を参加条件とし、参加費なしで募集を実施。あえてセレクトや審査を行わないことで、zineが本来持つ魅力である巧拙やジャンルを超えた、雑多で実験的なスタイルを体現する作品発表の場となり、そしてそれらを購入できる場となっています。

2022年、2023年に続き、今回は約150組を超える作家たちによるオリジナルのzineが日本全国から集い、インディペンデントなアートブックシーンを体感することができる機会となっています。

参加者には、写真家の草野庸子氏や菅野恒平氏、Ryu Ika氏など、活躍が注目されるアーティストが多数参加しています。今回の特別審査委員は写真家の細倉真弓氏と出版レーベルMARGINAL PRESS代表の大智由実子氏。選ばれたzine は、flotsam booksよりあらためて新規のzineとしての出版・販売を予定しています。審査結果については、後日flotsam booksのSNS等にて発表されます。

また、6月下旬から9月上旬にかけて、東京「flotsam books」を皮切りに、茨城「Staple coffee」、神戸「Mukta」、仙台「Colloquium」、京都「kivi」、広島「READAN DEAT」金沢「IACK」、名古屋「C7C gallery andshop」、福岡「LIBRIS KOBACO」、東京「229」、大阪「I SEE ALL」、の計12箇所の書店やギャラリー、ショップをツアー形式で巡る予定です。各地では関連イベントも一部開催予定ですので、floatsam booksのSNSをチェックしてみてください。