花椿の歴史

花椿のミニヒストリーです

1924

資生堂月報

1924.11~1931.2

日本の女性に欧米風の生活文化情報を伝えることを目的に『資生堂月報』を創刊(通巻77号)。日々の生活に役立つ化粧・お手入れ情報や流行作家による短編作品、海外のトレンド情報などが誌面を飾りました。

1933

資生堂グラフ

1933.6~1937.9

『資生堂月報』の後継として『資生堂グラフ』を創刊(通巻50号)。写真を多用した誌面では、当時珍しかったゴルフやテニス、スキーなどをする女性が登場するなど「次世代の女性像」が描かれました。

1937

花椿

1937.11~1940.8

資生堂化粧品の愛用者組織「花椿会」の発足に合わせ、誌名を『花椿』に変更して創刊。美容・化粧情報を中心に文芸、カルチャー、ファッション、食文化や海外トレンドなどを感度良く取り上げる「時代の最先端を伝える媒体」を目指しました。

1950

花椿

1950.6~

戦時中10年の休刊を経て、1950年に復刊。復刊時に11万部だった部数は日本の復興とともに伸び続け、最盛期の60年代後半には655万部を超える国民的な雑誌に成長しました。

1980

花椿

1980年代~2015.12

「ビジュアルエンターテイメント」を編集方針に掲げて先鋭的なカルチャー誌という方向性を強め、よりグラフィカルな誌面作りを行いました。また、1983年には「現代詩花椿賞」を制定し、言葉の芸術としての詩歌の顕彰も始めました。

2016

花椿

2016.6~

創刊以来続けてきた月刊誌としての刊行を前年で終え(通巻813号)、デジタル時代に対応した紙とWEBを組み合わせるクロスメディアへと生まれ変わりました。

2022

花椿

2022.1~

アートディレクターに志賀玲子(資生堂クリエイティブ所属)を迎えた新体制となり、9月には創業150周年記念号を刊行。ウェブ・本誌をシームレス化してさまざまな企画を展開していきます。

花椿について