公募いただいた詩の中から12篇を選び、毎月1篇ずつ紹介していく花椿の人気コンテンツ「今月の詩」。
その特別企画としてスタートした「花椿と、詩」は、詩を視覚からではなく聴覚から楽しむ企画です。
「今月の詩」の第5回「心にのこった詩はどの詩ですか?」において
もっとも多くの方からの支持を集めた作品は、向坂くじらさんの「月子、ハズゴーン」でした。
向坂さんの詩を、俳優の水上恒司さんが朗読します。
「月子、ハズゴーン」を含む向坂さんの6作品を、全3回に分けてお届けします。
なんでもない日常から愛が広がっていく向坂さんの詩の世界と、それを表現する水上さんのことばの力を、あわせてお楽しみください。
2作品の朗読のあと、水上さんと向坂さんの対談も収録しています。
俳優と詩人、読み手と作者。それぞれの立場で、ことばから感じとったものを振り返ります。
スタイリング/TAKAFUMI KAWASAKI
水上 恒司
1999年福岡県出身。
2018年、ドラマ「中学聖日記」(TBS)にて俳優デビュー。主な出演作に、大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)、映画「死刑にいたる病」、ドラマ「真夏のシンデレラ」(CX)などがある。今後は連続テレビ小説「ブギウギ」、映画「OUT」、映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」への出演が控えている。
https://www.koshimizukami.com/
向坂 くじら
詩人。国語教室ことぱ舎代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」で朗読を担当。著書『夫婦間における愛の適温』(百万年書房)、詩集『とても小さな理解のための』(しろねこ社)。
https://kotopa.com/