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花椿アワー

2020.04.01

Vol.40 ジキルとハイドの音楽

DJ/tofubeats

かつて『花椿』が実際に放送していた音楽企画、「花椿アワー」。約60年の時を経て、こちらの『花椿』ウェブで復活、装い新たに連載中です。パーソナリティを務めるのは、古今東西あらゆる音楽を聞き知るDJ、トーフビーツさん。毎回美容に関するキーワードをテーマに、ラジオ風ストリーミングをお送りしています。

今回のテーマは、「ジキルとハイドの音楽」。ご存知、スティーブンソン原作の小説作品『ジキル博士とハイド氏』から拝借したテーマですが、この作品は人間の中にある二面性、とくにも個人の中に潜む「善と悪」について焦点があてられています。美容においての“二面性”ということでいうと、スキンケアではオイリーと乾燥気質をもつ混合肌など、異なる気質が混じった状況が挙げられますが、この場合は中国の五行思想の考えに則って、どちらかが過剰では肌にとって良好な状態を保つことがむずかしく、ふたつの要素の調和をはかることが望まれます。メイクアップに関しては、自分自身があまり気に入っていないところ、つまり短所のとらえ方に二面性を見ることができます。最近では短所と思うところをポジティブにとらえ、そこから良き面を見出して個性としてとらえる向きもあり、全体の前向きな調和が尊ばれています。今回、トーフビーツさんには二面性が絶妙に混じり合い、かつ素敵な調和が生まれている楽曲をご紹介いただきました。#StayAtHomeの今ですので、ぜひ、音楽を聴きながら自分自身の二面にとどまらずいろいろな面を見つめなおして、新しいあなただけの個性や美を発見してみませんか?

<ストリーミング配信は終了しました>

  1. Moff & Tarkin - Trafalgar
  2. Makala - BIG BOY MAK (Bimbo Version)
  3. Sumahama? - 夢の恋人
  4. Ug noodle - 夢の恋人(lovers rock edit)
  5. Maye - My Love
  6. Local Artist - Boys Cry
  7. 千紗子と純太 - めっちゃⅡ

tofubeats

DJ

1990年神戸生まれ。中学時代から音楽活動を開始し、高校3年生の時に国内最大のテクノイベントWIREに史上最年少で出演する。その後、「水星feat.オノマトペ大臣」がiTunes Storeシングル総合チャートで1位を獲得。メジャーデビュー以降は、森高千里、の子(神聖かまってちゃん)、藤井隆ら人気アーティストと数々のコラボを行い注目を集め、4枚のアルバムをリリース。2018年は、テレビ東京系ドラマ「電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-」や映画『寝ても覚めても』の主題歌・劇伴を担当するなど活躍の場を広げ多方面で注目されている。2022年は5月18日に4年ぶりのニューアルバム「REFLECTION」をリリース。同日、初の著書『トーフビーツの難聴日記』を上梓。
https://www.tofubeats.com/
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