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FASHION STORY

2024.02.26

モードのカタチ#3

写真/鈴木親

スタイリング/北村道子

ファッションの定義がゆらぐ現代において、「モード」とは一体何を意味するのでしょうか。日々情報が刹那的に消費される今、流行やトレンドを指すこのことばについてあらためて思いをめぐらせてみます。
今回の特集「モードのカタチ」では、現代におけるモードの本質を探求します。モードなファッションとは何か?鈴木親さんの写真と北村道子さんによるスタイリングを通じて考察します。

 

ドレス ¥272,800、ソックス ¥33,000、シューズ ¥103,400/ともにドリス ヴァン ノッテン(ドリス ヴァン ノッテン)

 

現代的であり普遍的なモード

「モードのカタチ#3」は、かつて江戸城の城下町として芸能で賑わった東銀座が舞台です。大名屋敷や料亭がオフィス街に姿を変えた現代でも、人々の心を楽しませてきた矜持は街中に継承され、さらに進化し続けています。
時代を超える普遍性と、時代をうつしだす現代性。モードがもつふたつの側面を、ドリス ヴァン ノッテンとメゾン マルジェラのスタイリングとともに探ります。

 

 

 

カーディガン ¥390,500、トップ 参考商品、ショーツ ¥206,800、シューズ ¥223,300/ともにメゾン マルジェラ(マルジェラ ジャパン クライアントサービス)
ソックス スタイリスト私物

 

 

 

 

モデル/YUKARIO、市川実和子
ヘア/阿保麻都香(資生堂)
メイク/中川まどか(資生堂)
問い合わせ先

・ドリス ヴァン ノッテン(ドリス ヴァン ノッテンTEL:03-6820-8104)

・メゾン マルジェラ(マルジェラ ジャパン クライアントサービスTEL:0120-934-779)

鈴木 親

フォトグラファー

1972年生まれ。1998年渡仏。雑誌Purpleにて写真家としてのキャリアをスタート。国内外の雑誌から、ISSEY MIYAKE, TOGA, CEBIT, GUCCIのコマーシャルなどを手がける。
主なグループ展に1998年 COLETTE (パリ / フランス) 、2001年 MOCA (ロサンゼルス / アメリカ)、 2001年HENRYHENRY ART GALLERY (ワシントン / アメリカ) がある。
主な個展に2005年 TREESARESOSPECIAL (東京 / 日本) 、2009年 G/P GALLERY (東京 / 日本) 、 2018,2019,2020年 KOSAKU KANECHIKA (東京 / 日本)がある。
作品集は、2005年『shapes of blooming』(TREESARESOSPECIAL) 、2008年『Driving with Rinko Kikuchi』(THE INTERNATIONAL) 、2009年『CITE』(G/P GALLERY, TREESARESOSPECIAL) 、 2014年『SAKURA!』(LITTLE MORE) 、2020年『Shin Tokyo』(apb)など。
https://www.instagram.com/chikashisuzuki1972/

北村道子

スタイリスト、衣装デザイナー
1949年、石川県生まれ。『それから』('85)以降、『幻の光』('95)、『アカルイミライ』(’03)など数々の映画衣装を手がけるとともに、自身も映画通。作品集に『Tribe』(朝日出版社)、著書『衣裳術』第3弾(リトルモア)、GQでの連載に「北村道子のジェントルマンを探して」など。
https://www.gqjapan.jp/tag/michiko-kitamura-gentlemen-series