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FASHION STORY

2024.03.18

モードのカタチ#4

写真/鈴木親

スタイリング/北村道子

ファッションの定義がゆらぐ現代において、「モード」とは一体何を意味するのでしょうか。日々情報が刹那的に消費される今、流行やトレンドを指すこのことばについてあらためて思いをめぐらせてみます。
今回の特集「モードのカタチ」では、現代におけるモードの本質を探求します。モードなファッションとは何か?ファッションが生み出す高揚感や未来への希望、写真家鈴木親さんの作品を通じて考察します。

 

ジャケット ¥320,100、シャツ ¥178,200、スカート ¥165,000、ソックス ¥33,000、シューズ 参考商品/ともにドリス ヴァン ノッテン(ドリス ヴァン ノッテン)

 

日常と一線を画すモード

東京の中心にもかかわらず広がる青空、徹底的に整えられている木々たち、ここは唯一無二の場所。この場所に漂う静謐な空気に思わず背筋を伸ばす感覚は、大切な衣服に袖を通すときの高揚感と重なります。非日常的でフォーマルな、究極のエレガンスともいえるこの瞬間を切り取ることで、自分自身を特別な存在に引き上げてくれるモードの力に迫ります。

 

 

 

コート ¥588,500、シャツ ¥187,000、シューズ 参考商品/ともにメゾン マルジェラ(マルジェラ ジャパン クライアントサービス)
パンツ、ソックス スタイリスト私物

 

 

モデル/市川実和子、YUKARIO
ヘア/阿保麻都香(資生堂)
メイク/中川まどか(資生堂)
問い合わせ先

・ドリス ヴァン ノッテン(ドリス ヴァン ノッテンTEL:03-6820-8104)

・メゾン マルジェラ(マルジェラ ジャパン クライアントサービスTEL:0120-934-779)

鈴木 親

フォトグラファー

1972年生まれ。1998年渡仏。雑誌Purpleにて写真家としてのキャリアをスタート。国内外の雑誌から、ISSEY MIYAKE, TOGA, CEBIT, GUCCIのコマーシャルなどを手がける。
主なグループ展に1998年 COLETTE (パリ / フランス) 、2001年 MOCA (ロサンゼルス / アメリカ)、 2001年HENRYHENRY ART GALLERY (ワシントン / アメリカ) がある。
主な個展に2005年 TREESARESOSPECIAL (東京 / 日本) 、2009年 G/P GALLERY (東京 / 日本) 、 2018,2019,2020年 KOSAKU KANECHIKA (東京 / 日本)がある。
作品集は、2005年『shapes of blooming』(TREESARESOSPECIAL) 、2008年『Driving with Rinko Kikuchi』(THE INTERNATIONAL) 、2009年『CITE』(G/P GALLERY, TREESARESOSPECIAL) 、 2014年『SAKURA!』(LITTLE MORE) 、2020年『Shin Tokyo』(apb)など。
https://www.instagram.com/chikashisuzuki1972/

北村道子

スタイリスト、衣装デザイナー
1949年、石川県生まれ。『それから』('85)以降、『幻の光』('95)、『アカルイミライ』(’03)など数々の映画衣装を手がけるとともに、自身も映画通。作品集に『Tribe』(朝日出版社)、著書『衣裳術』第3弾(リトルモア)、GQでの連載に「北村道子のジェントルマンを探して」など。
https://www.gqjapan.jp/tag/michiko-kitamura-gentlemen-series