前の記事

FASHION STORY

2022.11.03

UPDATE FASHION vol.00 現代に漂う“豊かさ”- 吉田和生

写真/吉田 和生

過渡期であるいま、時代の“豊かさ” を映すファッションは何を表しているのでしょうか?

ファッション新連載「UPDATE FASHION」は、現代のファッションをさまざまな角度で捉えようとする試みです。そのプロローグ vol.00としてお送りするのは、「現代のファッション観」についての考察。時代時代に変わりゆくファッションの価値観、その現在の姿を、アーティストコレクティブCulture Centreに参加する作家の作品を通して考察しています。

今回は吉田和生さんの作品をご紹介します。象徴的に用いられるレイヤーの技法から想起する、ファッションにおける「レイヤード」の方法。生地やアイテムを重ねるレイヤードは時代時代の美意識を更新し、折り重ねていくようなファッションの側面を表しています。さまざまな事象の重なりに、時の堆積を感じさせる作品です。

 

 

 

 

 

吉田 和生
1982年兵庫県生まれ。2004年滋賀県立大学人間文化学部生活文化学科卒業。主に写真を用い、時間や空間・色彩といった事物に内在する指標を収集、操作、再構築することによって、思弁的な空間における視座の可塑性を探る。