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Column

2022.04.08

連載「現代銀座考」が本になりました。

2020年の5月からスタートした森岡督行さんによる連載「現代銀座考」が、タイトルをあらため『800日間銀座一周』として文春文庫より出版されました!

あんぱんを買い、一杯の酒を飲み、一着のスーツを作る。「一冊の本を売る」コンセプトで人気の森岡書店代表が、銀座の街を現在から過去、そして未来へと旅をする。明治の大火や関東大震災に戦災、そしてコロナ。幾度の危機を経てきた街とそこに関わる人々の魅力を、味のあるイラストと伊藤昊さんの写真とともに描きだすエッセイです。

皆さま、こんにちは。
銀座一周ツアーにご参加頂きありがとうございます。
本日、銀座のご案内の担当をさせて頂く森岡書店の森岡督行でございます。
今回皆さまと一緒に、時間ごとに鳴り響く和光の鐘の音を皮切りに、はち巻岡田で小津監督に思いをはせ、2000円を握りしめ資生堂パーラーで『贅沢貧乏』デートをした後は、銀座ソニーパークで未来の風を感じ、中村活字の名刺を作って出世を願う、など盛り沢山の内容でお送りする所存でございます。ー森岡督行

街歩きが気持ちの良い季節になりました。持ち歩きに便利な文庫の本書を片手に、銀座を旅してみてはいかがでしょうか。

『800日間銀座一周』(文春文庫)
文・え 森岡督行
写真 伊藤昊