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対話美学2016.06.09
第2回 『欲望という名の電車』
対話が印象的な作品を紹介する連載「対話美学」。第二回目の選者は女優の小島聖さんです。数々の映画や舞台で活躍する小島さんが選んだのは、劇作家テネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』。全体を退廃と狂気が包むその世界から、小島さんが選んだシーンとは……?
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対話美学2016.06.09
第1回 『草枕』
人と人とが向き合い、ことばを交わすことで生まれる物語。その幾通りもある、奇跡のような物語を、映画や小説、演劇などで描かれる対話場面をとおして紹介していきます。第1回目の選者は銀座で書店を営む森岡督行さん。選ばれたのは、夏目漱石の『草枕』より、主人公、三十歳の画工と山奥の温泉宿の女将、那美さんのつややかな対話です。
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Column2016.06.07
あたらしいスポーツ観戦の楽しみ方
映画を観に行く、遊園地へ行く、街中をぶらぶらする......。休日の楽しみ方はいろいろありますが、そのなかでもいまトレンドなのがスポーツ観戦。球場までの遠さや、長時間の観戦などのマイナスイメージを覆す、あたらしい観戦スタイルが生まれています。季節的にもお勧めのスポーツ観戦、その新しさとは?
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美をめぐる旅2016.06.01
信仰と幻想が習合する“異郷”国東半島 その1
旅をするのは世界各地の「奇界」をハンティングするフォトグラファーの佐藤健寿さん。連載一回目に訪れたのは、1300年前の六郷満山文化が色濃く残る、大分県の国東半島です。佐藤さんのレンズは国東の何を捉えたのでしょうか?
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偏愛!資生堂2016.06.01
第1回 澁谷克彦 × ドルックス
資生堂との出会いや、こころに深く刻まれた、あの逸品、あのデザインを、さまざまなジャンルの達人に紹介いただくリレーコラム。第1回は、資生堂 宣伝・デザイン部の澁谷克彦。母の鏡台にあったドルックス化粧品の唐草模様に魅了され、ある行為に熱中した幼少のころの懐かしい記憶を語ります。
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Column2016.06.01
詩のようなアート
難解だといわれる現代アート。とくに抽象的な、コンセプチュアルな題材の作品はどこを取っ掛かりにして解釈したらいいのか、作品を前になやむこともしばしばです。しかし、こう考えてみたらいかがでしょうか。「アートは詩のようなものである」と。
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空想ガストロノミー2016.06.01
束の間のいちご姫
5月のパリのマルシェには、真っ赤で宝石みたいなイチゴが並びます。日本のものより少し小ぶりで、程よい甘さが魅力。パリ在住の画家・田中麻記子さんは、美しいイチゴを見つめているうちにだんだん空想の世界に引き込まれ……、あれあれ、イチゴのタルトの上で甘酸っぱいスペクタクルが??
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銀座時空散歩2016.06.01
カフェーパウリスタとブラジル移民 その1
日本にコーヒー文化を広めたとされるカフェーパウリスタ。多くの文化人に愛された同店とブラジル移民の意外な関係とは。音楽家で文筆家の寺尾紗穂さんと写真家の大森克己さんがつむぎ出す、いまの銀座を通して見えてきた「あの頃」のはなし。