バラの色、とろけるハチミツの色、太陽の色……そんな印象的な色を唇にまとって引き出される表情。2色のリップから生まれたメイクをそれぞれ紹介します。
タフなマスキュリンメイク
印象的なボーイッシュに仕上げた眉。凛とした女性像を体現するようなメイクは、マットな赤茶のリップでスパイスを効かせ、女性らしさをプラス。眉と口もとのパーツの印象が強い分、チークはなしでトゥーマッチにならないように引き算を。
LIP バーガンディレッドのルージュ ルージュRD620を直接しっかり全体的にぬったあと、指で輪郭をやさしく馴染ませる。
EYEBROW&EYE マスカラを使い、毛流れを際立たせながら毛並みをふさふさにさせる。目もとは二重ラインにのみ透け感のあるグレージュをぼかし、抜け感を出す。下まぶたにはバイオレットのアイラインを引いて、モダンで魅惑的な目もとに。
NAIL 赤ネイルを爪先の先端の真ん中に小さくちょんと塗る。
ワントーンヌーディメイク
全体をヌーディカラーでコーディネート。同じトーンの中にも、目もとには濡れた質感、口もとにはマットな質感を使用して、上品でいてコケティッシュな雰囲気に。あえて大人しくまとめないワントーンメイク。
LIP ルージュ ルージュ BR322のマットな琥珀ブラウンをON。赤みのあるブラウンでフェミニンな印象の中に強さをしのばせて。
EYE&EYEBROW 眉は足りないところをブラウンのパウダーで補いながらやわらかく描く。ハニーブラウンのクリームアイカラーをまぶたの上下にぼかした後、リップエッセンスをアイホールに重ね、濡れたようなツヤ感を与えて。最後に上目尻のみブラウンのアイラインを引いて、ポイントをつける。
CHEEK 笑ったときに高くなる部分から横広にオレンジのチークをさっとぼかす。
NAIL 肌馴染みがよく、ヌーディなピンクベージュのネイルを単色塗りする。