1994年、フランソワ・ナーズにより創設され、⼀⼈ひとりの個性を尊重し、すべての商品にモダンでオーデイシャス、アイコニックなブランドのDNAが息づくNARSが、今年30周年を迎えます。それを記念し、2023年号『花椿』本誌のテーマである「OUR ENERGY」とコラボレーション。各回エナジーを感じると思うゲストの方にご登場いただき、NARSのグローバル アーティストリーディレクター・Sada氏がメーキャップの力でさらなるエナジーを引き出し、エナジーにまつわるお話をお伺いしていきます。第3回のゲストは、モデル・俳優として活躍中の、のせりんさんです。

――今回のエナジーメーキャップについて。

のせりん：お仕事以外に普段自分でメイクをするときに、目の周りをしっかりメイクすることがあまりないので、すごい新鮮で、ドキドキわくわくって感じで楽しかったです！

――Sadaさん、Energy Makeup第３回のゲストのせりんさんのメーキャップのコンセプトを教えてください。

Sada：以前からInstagramなどで拝見しており、是非メイクをさせて頂けたら嬉しいと思っていました。お会いするまではメイクのポイントはあえて決めずに、「透明感」というテーマだけ決めていました。
当初はアイシャドーをあまりつけないつもりでしたが、実際に今日お会いしてみて似合うだろうなと思い、水色のアイシャドーをポイントに選びました。水色ってそのままつけるとくすんだり、色が濃くでてしまうことがあるので、目元に光がきれいに入るように、パールのアイシャドーと混ぜながらクリアに発色させて、ナチュラルな透明感を演出しました。

――本企画のコンセプトがエナジーのある方とメイクのエナジーの融合なのですが、のせりんさんがエナジーを感じる方はどんな方ですか？

のせりん：エナジーって、人によってさまざまなかたちがあると思うんですけど、メラメラしてる人がすごい好きで、そういう人はエネルギッシュでカッコイイなと思います！
ぼく自体は普段そんなにエネルギッシュな方ではないんですけど（笑）、でも他の人と無意識のうちに比べちゃう癖があって、尊敬やかっこいいって思うのと同時に、なんかちょっと嫉妬したりしてしまうんですよ。でもそういう人がいるってことが自分のエネルギーの源になっている気がします。

Sada：いろいろな人のパワーをそうやって違う風に受け止めて感じることができるってことは、素晴らしいと思います。

――モデルのお仕事だけでなく俳優のお仕事まで活躍の場を広げていらっしゃいますが、今後は俳優業をメインにされていくご予定ですか？

のせりん：お芝居をはじめてまだ間もないので、これから頑張っていきたいなと思っていますが、ファッションもビューティーも大好きなので、どっちかに絞るってことはせずにモデルも俳優のお仕事もどちらも100％で頑張りたいです！

Sada：素晴らしいですね。これから色々なことに挑戦されると思いますので、今後のご活躍を楽しみにしています！