新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、不要不急の外出をひかえている今。こんなときだから、家でゆっくり過ごすときにおすすめの作品を、日ごろ花椿に協力くださっている方々にお伺いしました。
第25回は資生堂のアート施設を担当するキュレーターからのレコメンド、パート2です。そろそろ自粛も緩和され、社会活動の再開が望まれるころあい、ということで今回はフィジカルに楽しめるアート作品、アメリカの元振付師で現在は映画監督のミッチェル・ローズの作品をご紹介します。“ダンス界のウディ・アレン”ともいわれるローズのユーモアあふれる作品。ぜひみなさんも準備運動感覚で、あなただけのフィジカル・アートにトライしてみませんか?
Works of MITCHELL ROSE
Facebookで、何人もの振付家が一つのダンスを踊るというビデオが投稿されていて、その作者のミッチェル・ローズというフィルム・メイカーのサイトをみたら、ダンスや身体表現にまつわる面白い作品がたくさん紹介されていました。
(資生堂ギャラリー キュレーター/ディレクター 豊田 佳子)
BONUS: 80s EXERCISE
フィジカルな体験として、編集室からもおすすめを。身体を動かすにはやっぱり運動が一番! プロのアスリートが実践するクロストレーニング(複数のワークアウトを組み合わせること)のようにストイックに取り組むのも良しですが、アフター/ウィズ・コロナのこれからはフィジカルとともにマインドも楽しくあげていきたいところです。そこで参考になるのが、“楽しむエクササイズ”のバック・トゥ・ベーシック、80sのエアロビクス。最近では80sエアロビクスを象徴する、ジェーン・フォンダ(現在82歳)がTikTokでエクササイズを披露したこと(詳しくはTikTok@janefonda)で80sエアロビクス復調の兆しもあり、Youtubeに無数にあがる動画などで楽しむのもおすすめです。エンジョイ!!