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Column

2020.04.13

【特別企画】今あなたにおすすめしたい、この作品。Vol.4

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、不要不急の外出をひかえている今。こんなときだから、家でゆっくり過ごすときにおすすめの作品を、日ごろ花椿に協力くださっている方々にお伺いしました。
 
 第3回は、銀座で1冊の本を売る「森岡書店」店主の森岡督行さんです。書店業のほかにも、工芸や歴史的建造物やデザイン、風俗史にも精通する森岡さんがご紹介くださるのは、旅ができない今だからこそより楽しめる絵本と、ことばと感情を使って楽しむカードゲームです。気分転換に試してみてください。
 また、4月15日発行の季刊誌『花椿』夏・秋合併号にて「銀座と資生堂の物語」をご寄稿いただいていますので、本誌もぜひご覧ください。

『マップス 新・世界図絵』

世界の国々と、そこに住む人、偉人、名所旧跡、料理、動物などが描かれた地図の絵本。私は今この絵本を9歳の次女と読んでいます。例えば、ドイツなら、最初に私が、バッハと言います。次女は目を閉じて、任意で、地図の一点を指さします。私は、東や北、西や南と言って、指がバッハのイラストに来るようにします。そしてその後、バッハの曲を聴きます。イメージで世界の国々を旅したような気持ちになれます。

『マップス 新・世界図絵』(アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ ・著、徳間書店)

『はぁって言うゲーム』

カードに書かれたお題の一言を、声と表情だけで表現するゲームです。例えば、「おどろきのはぁ」「失恋のはぁ」。或いは「おいしすぎてヤバい」「胸キュンのヤバい」。または、「フラれたときのなんで」「手品に驚いてなんで」等々。
お題のカードを読むだけでも楽しいのですが、これに表情をつけたり、高い声を発したり。人生のなかでどれだけ場数をふんだかが試されます。「大魔王の笑い声」などに挑戦してみたいです。

森岡 督行

店主

森岡書店主。森岡書店代表。1974年、山形県生まれ。森岡書店代表。著書に『荒野の古本屋』(小学館文庫)、『800日間銀座一週』(文春文庫)などがある。共著の絵本『ライオンごうのたび』(あかね書房)が全国学校図書館協議会が選ぶ「2022えほん50」に選ばれた。現在、小学館「小説丸」にて『銀座で一番小さな書店』を連載中。
https://www.instagram.com/moriokashoten/?hl=ja