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PUGMENTが「Pugment Books」をローンチ

2020.05.22

コロナ禍をきっかけに、社会のあらゆる営みがこれからの方向性を模索するなか、ファッションの世界でも未来へ向けての活動が着々とはじまっています。今回ご紹介するのは、歴史の文脈でファッションを考察し深い洞察を得ながら、鋭いメッセージをともなったコレクションを提案するパグメントの新しいプロジェクト、「Pugment Books」です。

「Pugment Books」は、Tシャツを中心にしたコレクション。そこに描かれるのは、2014年のブランドローンチから今に至るまで発表してきた過去コレクションの制作過程で生まれた写真や素材、テキストをもとにしたイメージで、それはまるで本の1ページのようにデザインされています。服にはしおりに見立てた下げ札が付属し、そこに記されているイメージ事象の歴史的経緯をひもといたテクストによって、イメージを含んだTシャツ、つまりその”本”を私たちの日常生活で“日常着”として活用することができるという仕組みに。パグメントが紡ぐオリジナルの服飾史ともいえる「Pugment Books」はすでに公式オンラインストアでは販売が開始されており、今後も継続的に発表、販売されていくとのこと。自粛が緩和されたらポップアップショップなども開催予定だそうです。

これまでに、3.11に由来する福島原発事故や今昔の東京五輪の時代背景、人間が絶滅後のディストピアなどを想像・考察しながら、歴史や社会、または日常生活という環境を取り入れて服つくりを行ってきたパグメント。彼らの丁寧に歴史を参照する姿勢やイマジネーションがこれまで以上に臨場感をもって感じられる2020年の今、彼らの”現在地”ともいえるこの「Pugment Books」は、アフター・コロナの起点となる活動になっていくかもしれません。

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