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Column

2019.10.09

その美は、進化し続ける。 「資生堂唐草原画展」開催!

 資生堂の唐草文様を描き続けて約60年。描版師・薄希英(すすき まれひで)氏の唐草文様の原画や唐草にまつわる商品を展示する「資生堂唐草原画展」が10月15日(火)~12月13日(金)までGINZA COMMUNICATION SPACE (東京都中央区銀座7-5-5 資生堂銀座ビル1、2F)にて開催されます。

薄希英(すすき・まれひで)
1932年生まれ。18歳から画版屋の画工とし描版(写真を利用せず、直接手がきによって製版した平版)を制作。62年独立。63年頃、初めて資生堂の仕事に携わり、現在もなお、クリエイティブ本部のデザイナーのディレクションのもと、数多くのパッケージやグラフィックにおけるイラスト、文字、ロゴ制作を手描きで行う唯一の描版師。

 1920年から資生堂の商品や宣伝広告にデザインされてきた「資生堂唐草」。唐草は植物の生命力としなやかに無限に拡がる可能性を表し、時代やデザイナーによってスタイルを変えながら、資生堂を象徴するデザインとして現在にまで受け継がれています。
 会場2階では、描版師・薄希英氏が描いた、「資生堂唐草」の原画や制作プロセスにまつわるものを初公開。また、薄氏の細密な手仕事から生まれた商品も原画とともにご覧いただきます。『花椿』2019年冬号のART×Heritage企画、付録のポストカードのために描き下ろした“新しい唐草”の原画も展示いたしますのでお見逃しなく!
 そのほか、「資生堂唐草」が施された貴重な商品や歴史的なグラフィック、現代の唐草デザインの商品、“さわれる”唐草の展示など、唐草を体感いただける展覧会です。

資生堂 オイデルミン(復刻版)原画とラベル
唐草 オードパルファムの原画
唐草 オードパルファム(2004年)
ローズロワイヤル パルファムの原画
ローズロワイヤル パルファム(2006年)

 1階エントランス・ウインドウでは、 2020年1月17日(金)までの期間、「あたらしい唐草」をテーマにしたアート作品「GINZA KARAKUSA BIOTOPE」を展示。化粧品を入れる箱を製造する過程で出た端材を使ったモニュメントや、日照量やCO2、人間の活動量などの環境データを活用した幾何学アルゴリズムによって唐草の成長を描いた映像インスタレーションなど、唐草を“生命力の再生”、サステナブルの象徴ととらえた新たな試みの作品となっています。

 また、資生堂ギャラリーでは10月18日(金)~12月22日(金)まで、アーティスト・デュオのジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダのセレクションによる展覧会「Surface and Custom」展を開催します。唐草文様の包装紙など資生堂のヘリテージをモチーフとして再構成した作品も展示いたしますので、併せてご覧ください。

≪展覧会詳細≫
〇会期:2F/2019年10月15日(火)~12月13日(金)
    1F/2019年10月15日(火)~2020年1月17日(金)
    ※10月30日(水)~11月6日(水)は銀座八丁神社巡りのため1階の一部の展示はご覧いただけません。何卒ご了承ください。
○開館時間:11:00-19:00(土・日・祝は休み) 入場無料
〇場所:GINZA COMMUNICATION SPACE (東京都中央区銀座7-5-5 資生堂銀座ビル1、2F)