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Column

2023.04.11

林央子さんの書籍『わたしと「花椿」90s in Hanatsubaki』が刊行。トークイベントも開催

『花椿』の元編集者、林央子さんによる9ウェブ花椿の連載「90s in Hanatsubaki」に大幅加筆した書籍が刊行されました。
雑誌が影響力をもち、ファッションやカルチャー、そして美意識などの価値観が大きく変わった90年代に、『花椿』の現場で時代と向き合い、カルチャーを発信していた林央子さん。
現代において再注目される90年代カルチャーを現場の空気感とともに知ることのできる1冊です。

書籍の刊行にあわせて、林央子さんと、同じく『花椿』で連載をしている森岡書店の森岡督行さんが、資生堂『花椿』と90年代の雑誌カルチャー、これからの編集、新しい文化の伝え方、どのように雑誌の特集や展覧会などの企画が生まれていくのかについて語るトークイベントも開催されますので、ぜひご参加ください!

【TALK EVENT】
『わたしと「花椿」 雑誌編集から見えてくる90年代』(DU BOOKS) 刊行記念
「複雑さをとどめたまま、伝える方法」―― 林央子×森岡督行トークイベント


■日時:4月15日(土) 14:00〜15:30(開場 13:30〜)
■料金:入場料 1,540円(税込)
■定員:70名
■会場:青山ブックセンター本店 大教室
お申込み→https://aoyamabc.jp/collections/event/products/0306-watashitohanatsubaki

編集者 、ライター、キュレーター、リサーチャー。ICU卒業後新卒で1988年資生堂に入社。以来、2001年に退社するまで、花椿編集室に所属。フリーランスになってからは雑誌などに執筆するかたわら、02年に『here and there』を創刊。96年「Baby Generation」展や14年「拡張するファッション」展のように、出版物に端を発した展覧会の創出に携わってきた。 著書に『拡張するファッション』『つくる理由』、編著に『拡張するファッション ドキュメント』、訳書に『エレンの日記』などがある。2020年~2021年にロンドンのCentral Saint Martinsの修士課程でExhibition Studiesを学んだ。