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Column

【連載】いまここから考えてみる、銀座のこれから。― Vol.2 dodo(ラッパー、トラックメーカー)

2021.07.27

ゲスト/dodo

写真、動画/鈴木親

 1872年に銀座の地に創業した資生堂は、149年もの長い時間、この街とともに歩んできました。関東大震災や戦争を乗り越え、伝統を守りながら発展し、住む人、働く人、訪れる人を受け入れ、皆に愛されてきた銀座。
 人々の意識や生活様式が変化しているいま、あらためて銀座の未来に思いをはせ、この街がこれからも人々がさまざまな物語をつむぐ舞台でありつづけてほしい……そんな思いから、この連載をはじめてみました。
 さまざまな視点で銀座を歩き、この街が末永く人々に愛される街であるための新しい視点や魅力をみつけるきっかけをお届けします。ご登場いただく方々の、それぞれの「銀座」をぜひ堪能して、あなたが考える銀座のこれからについて教えてください。

 今回は、これまでに数々の歌の舞台となっている銀座の街をラッパーのdodoさんと歩きました。そして、dodoさんによる「銀座の歌」が生まれました。

 

dodo - town

 

家からは遠いけど 何故か見慣れたこの街を
歩けば思い出すあの日のこと
過ぎれば嫌なことも他人事

家からは遠いけど 何故か見慣れたこの街の
名前の響きを口に一言 同じ音だけど違うんだきっともう

詳しいわけじゃないけど馴染み
がある懐かしいこの街に
寄ったら行くあの店、また味見
美味しい、バッチリ
いつものをかじり
嫌な思い出も今じゃ無意味
深呼吸し肺に入れる雰囲気
思い出と景色で、また積み木
行きたいところに自分で好きに
いけない時代、まだしないスッキリ
もうじきいいかい、思い出す不意に
あの街のこと、気分は子供
早く戻ろう、旅は心

家からは遠いけど 何故か見慣れたこの街を
歩けば思い出すあの日のこと
過ぎれば嫌なことも他人事

家からは遠いけど 何故か見慣れたこの街の
名前の響きを口に一言 同じ音だけど違うんだきっともう

いつだろう、最後に来たの
音の風景、外すイヤフォン
まだやってるかな、あそこ今も
あのお店がお気に入りの居場所
10年一昔、まるで歴史
なくなった建物、新たな景色
座りたい、またあの公園のベンチ
また聞きたい、馴染みの返事
また行けるよ、もうじき
今はこもってるよ、お家に
あの神社の前でお辞儀
呼ばれたんだよ 『来なよ、こっちに』って

dodo(ドド)/ラッパー、トラックメーカー
1995年生まれ。神奈川県川崎市中原区在住。2013年に「第3回BAZOOKA!!高校生ラップ選手権」出場をきっかけに活動を本格化させるも、一時期活動を休止。17年から再度本格化させ、19年には1stアルバム「importance」をリリースし、3月には初のワンマンイベント「ひんしの会」を開催。夏には「フジロックフェスティバル 2019」にも出演。その後、約1カ月に1曲のペースで新曲をリリースしている中でさらに注目を集めている。2020年に2ndアルバム「normal」をリリース。2021年にはtofubeatsとコラボした「nirvana」を発表。
https://www.youtube.com/channel/UC-vhmOBhiAljrracYmt6YAQ
@dodo_fnt_pokimonisforever

クリエイターの紹介

鈴木 親

フォトグラファー

1972年生まれ。1998年渡仏。雑誌Purpleにて写真家としてのキャリアをスタート。国内外の雑誌から、ISSEY MIYAKE, TOGA, CEBIT, GUCCIのコマーシャルなどを手がける。
主なグループ展に1998年 COLETTE (パリ / フランス) 、2001年 MOCA (ロサンゼルス / アメリカ)、 2001年HENRYHENRY ART GALLERY (ワシントン / アメリカ) がある。
主な個展に2005年 TREESARESOSPECIAL (東京 / 日本) 、2009年 G/P GALLERY (東京 / 日本) 、 2018,2019,2020年 KOSAKU KANECHIKA (東京 / 日本)がある。
作品集は、2005年『shapes of blooming』(TREESARESOSPECIAL) 、2008年『Driving with Rinko Kikuchi』(THE INTERNATIONAL) 、2009年『CITE』(G/P GALLERY, TREESARESOSPECIAL) 、 2014年『SAKURA!』(LITTLE MORE) 、2020年『Shin Tokyo』(apb)など。

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